着任のご挨拶(川田 裕)
機械工学科 教授 川田 裕
同窓会の皆様、2006年4月1日付けで機械工学科教授に着任致しました川田でございます。流体機械研究室の学生の指導と基礎流体工学、流体機械、流体機械特論、機械工学実験(水力実験)を担当しております。
大学卒業後三菱重工高砂研究所に就職し、33年間流体工学、流体機械の研究・開発に従事して参りました。この間、製品としてはポンプ、水車、環境装置、原子力プラント、圧縮機、蒸気タービン、ガスタービン、要素技術としてはCFD(流動解析)、ウォータハンマ、脈動解析、流体関連振動、設計システム、低NOx燃焼器、等の研究開発に携わってきました。流体研究室長、ターボ機械研究推進室長、次長を経て、過去の3年程は技監・主幹研究員兼ガスタービンコンバインドサイクルセンター長として、海外の競合他社に対抗する技術戦略策定や、1700度級ガスタービン国家プロジェクトの獲得に努力しました。
研究所の流体部門には、各事業所(工場)、研究所から流体に関する様々な問題が持ち込まれ、短期間に答えを出すことが要求されました。このような状況下で産業界が解決を必要とする非常に多くの問題を体験しました。また産業界が必要とする学生の資質についても、採用から育成を通じて体得することが出来ました。
近年は企業の側でも新入社員をゆっくり育てるといった余裕が少なくなってきており、課題の解決能力、各種ツールを駆使した検討実行能力を有する学生を、卒研等の実験、解析を通じて送り出すことが出来れば、産業界から評価されるものと確信いたします。学生の指導の中で、産業界で解決が必要とされている課題はどのようなものか、なぜそれが必要なのかを説明し、理解させて「学生の積極性」を引き出し、「ものつくり」に役立つ卒業生を送り出したいと考えます。
同窓会の皆様、まだ新米ではございますが努力していきたいと思いますので、今後とも宜しくご指導の程お願い致します。
大学卒業後三菱重工高砂研究所に就職し、33年間流体工学、流体機械の研究・開発に従事して参りました。この間、製品としてはポンプ、水車、環境装置、原子力プラント、圧縮機、蒸気タービン、ガスタービン、要素技術としてはCFD(流動解析)、ウォータハンマ、脈動解析、流体関連振動、設計システム、低NOx燃焼器、等の研究開発に携わってきました。流体研究室長、ターボ機械研究推進室長、次長を経て、過去の3年程は技監・主幹研究員兼ガスタービンコンバインドサイクルセンター長として、海外の競合他社に対抗する技術戦略策定や、1700度級ガスタービン国家プロジェクトの獲得に努力しました。
研究所の流体部門には、各事業所(工場)、研究所から流体に関する様々な問題が持ち込まれ、短期間に答えを出すことが要求されました。このような状況下で産業界が解決を必要とする非常に多くの問題を体験しました。また産業界が必要とする学生の資質についても、採用から育成を通じて体得することが出来ました。
近年は企業の側でも新入社員をゆっくり育てるといった余裕が少なくなってきており、課題の解決能力、各種ツールを駆使した検討実行能力を有する学生を、卒研等の実験、解析を通じて送り出すことが出来れば、産業界から評価されるものと確信いたします。学生の指導の中で、産業界で解決が必要とされている課題はどのようなものか、なぜそれが必要なのかを説明し、理解させて「学生の積極性」を引き出し、「ものつくり」に役立つ卒業生を送り出したいと考えます。
同窓会の皆様、まだ新米ではございますが努力していきたいと思いますので、今後とも宜しくご指導の程お願い致します。