機械工学科 元教授 阿部 博司
機械工学科同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。この度、2006年3月31日付で、定年(64歳)退職いたしました。在職中は、何かとお世話になり、大変にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。
思い起こせば、1962年(昭和37年)4月、本学・電子工学科の3~4年次生のとき、単なる興味本位で故佐藤次彦先生の研究室に補助員として、溶接工学に関係する電気応用計測等のお手伝いを2年間させていただいたことが、大きな転機となって、学生時代には想像すらすることのなかった機械工学科の教員となりました。結果的には大変幸せな人生の大半を過ごさせていただきました。これも、機械工学科同窓会会員の皆さんをはじめ、機械工学科教職員の方々からの暖かいご支援ご鞭撻のお陰であったことに感謝いたしております。
現在は、何となしに、平々凡々と、孫の育児(保育園への朝・夕の送り迎え、週2回のスイミングスクールへの送迎・観戦、風呂入れとそれまでのお遊び相手;疲れる~!)、そして何よりもボケ対策として、インターネットによる株の取引(ライブドア事件以来、ボコボコ状態!)やフィットネス・スポーツ・クラブ『エグザス守口店』でのエアロビクス・水泳・筋トレなど、結構多忙なわりにはあまり緊張感のない日々を送っています。こんな生活の中で、幸いにも非常勤講師として週2回、基礎電気回路(月曜日)とシーケンス実験(金曜日)を引き続き担当させていただいたおります。この時ばかりは、現役時代にも増して緊張感があり、充実した一時を過ごさせていただいております。機械工学科の現教職員の方々には、定年退職後も何かとお世話になり、ありがとうございます。
また私事になりますが、七夕会会員(佐藤研OB)の皆様には、特にお世話になりありがとうございました。七夕会は現在休眠状態となっております。定年退職を機会に是非とも復活させたいと考えていますが、七夕会有志会員の皆様はどうお考えでしょうか? つきましては、今年度の同窓会総会『10月14日(土)』には、小生の定年退職という大きな節目でもありますので、是非とも多数お集まりいただき、久々の七夕会気分で過去・現在そして未来の夢を語り合いたいものです。もっとも、七夕会と師弟関係にあります接合工学研究室(阿部)のOB諸君との会合も最初で最後、一度は行いたいものですね! 万難を排して、是非とも多数のご参加を楽しみにお待ち申し上げております。
おわりに、機械工学科同窓会の今後益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。