機械工学科同窓会 会長 藤原 敏雄
機械工学科同窓会会員の皆様に於かれましては、お元気で有意義な日々をお過ごしの事と拝察いたします。月日の経過するのは速く、昨年の5月にご挨拶を申し上げましてからはや1年が経過いたしました。この間を振り返りながら、同窓会の近況をご報告致します。

昨年の秋に、日本では内閣総理大臣が福田さんから麻生さんに代りましたが、参議院での与野党逆転現象のため、すっきりした政治体制と程遠い状態が続いています。アメリカでは、今年になって、大統領が共和党のブッシュさんから民主党のオバマさんに代りまして、変革を旗印に目下のところは、リーダーシップを発揮して国を纏めているようです。

目下の世界情勢は、昨年の9月に発生したアメリカ発の経済危機が、全世界に拡大して参りまして、どの国も失速してしまった経済の景気を如何に回復させるかが、最大の政治課題となっており各種の景気向上対策が実施或いは検討されています。このため、来年度の新卒学生諸君の就職への影響がかなり出ることが、予想され、少子化傾向と併せ、学校経営面でも大変な時代へとなってきている様子です。

さて、平成21年度の機械工学科同窓会は、2月28日に常任幹事会を開催いたしまして、事業計画の審議をお願い致しました結果、本年度も昨年同様に次の3方針で運営を進めさせていただくになりました。
(1) 健全な財政運営の維持
・ ホームページによるニュースの提供を継続する。内容の充実に更なる努力を行う。
・ 卒業生の入会勧誘を教室側とタイアップして積極的に行う(20年度は、各教室の先生方のご協力を頂いた結果、入会者が大きく増加しました)。
・ 平成20年度の財政は健全状態で推移しております。
(2) 教室との連携強化

・ JABEE社会要請検討委員会への委員の派遣
・ 卒業論文、修士論文発表会への協力と優秀論文の表彰(20年度は7名)
・ 主要な全国の大学が参加した経済産業省主催の「社会人基礎力育成グランプリ2009」で、大阪工業大学がグランプリに輝きましたが、決勝進出前の準備段階での協力をいたしました。
(3) 機械工学科同窓会総会の開催

・ 本年度も同窓会総会を開催いたします。例年参加者は少なめですが、今年こそは、皆様の絶大なご協力を頂き、盛大な会と致したいと念願しております。

同窓会は卒業された皆様のものです。今後も同窓会活動に是非ご参加頂き、ご理解と協力を頂きますようお願いをいたしまして、ご挨拶とさせて頂きます。

以上