ご挨拶 学科長(井原之敏)
学科長 井原之敏
同窓会の皆様におかれましてはお元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。2011年4月から学科長を努めさせて頂くことになりました。同窓会の皆様方には何かとご協力をお願いすることがありますがよろしくお願い申し上げます。
機械工学科の構成スタッフですが、2010年4月に自動車工学の中川邦夫教授、航空工学の小池勝教授を迎えました。また同時に工学部にロボット工学科が開設され、廣井富講師が移籍されましたが、新学科の学生が揃わない間は機械工学科の講義・卒業研究を受け持っていただいております。この結果、2011年度は廣井先生を含めて17名の教員(教授8名、准教授4名、講師3名)、3名の事務職員(大谷さん・柏岡さん・磯田さん)、6名のピアサポータ(以前の補助員に相当)で運営することになりました。
2011年3月に、最後の夜間学生(フレックスコースSクラス)2名を無事見送ることができました。長い歴史を刻んできた大阪工大の夜間コースでしたが、ここにその役割を終えようとしております。現在の機械工学科の学生はすべて昼間のコースで、在学生数は1年143名、2年152名、3年171名、4年169名の合計635名です。
2009年11月には機械工学科発展コースが日本技術者認定機構 (JABEE) の審査を受けて3年間の認定を得ました。この結果、2010年春から2012年春までに発展コースを卒業する学生は技術士補の資格を得ることができ、将来技術士を受験するのに有利になります。既に2年間で184名が発展コースを卒業しました。次回の審査は2012年秋となります。卒業生の皆様からご意見ご要望を頂きカリキュラムに反映するための「社会・学生の要請検討会」はここ数年同窓会・卒業研究ポスター展示と同時に開催しております。発展コースの授業の特徴の一つとして、デザイン能力を育てる目的で3年次に開講しております「エンジニアリングプラクティスⅠ・Ⅱ」も、2010年度には「環境」をテーマにして実施され、企業で実務をされている技術者の方々に設計・製図を指導していただきました。学生たちにはこの体験が非常に好評となっており、実務者からの指導は今後も継続して行って頂く予定です。
ここ数年、大学院での教育・研究にも力を入れております。2011年4月には久しぶりに博士後期課程の学生が1名入学し、博士前期課程2年(M2) 36名、1年(M1) 38名となりました。この学生数は工学研究科他専攻と比べて多く、機械工学科で行われている研究の充実度を示しています。院生たちの英語での研究発表の機会も増え、国際的な技術者を目指して努力しております。田原教授を中心とした人工衛星プロジェクトも、打ち上げが少し遅れているようですが、2号機、3号機を目指しているとのことで、今後が楽しみです。
学生の進路指導においては、就職担当の西川教授と吉田講師に昨秋来の厳しい状況下にもかかわらず就職指導等に奮闘して頂いた結果、今春の機械工学科卒業生は昨年と同様にほぼ全員就職・進学することができました。
大学のブランド力を高めるために、従来からのオープンキャンパスに加えて工作・実験フェア、工学実感フェア等の多彩な行事を計画し外部発信を致しておりますので、同窓生の皆様にはぜひこのような機会にご来訪頂き、ご指導ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げます。
最後になりましたが同窓生の皆様のご健康と益々のご発展をご祈念申し上げます。
機械工学科の構成スタッフですが、2010年4月に自動車工学の中川邦夫教授、航空工学の小池勝教授を迎えました。また同時に工学部にロボット工学科が開設され、廣井富講師が移籍されましたが、新学科の学生が揃わない間は機械工学科の講義・卒業研究を受け持っていただいております。この結果、2011年度は廣井先生を含めて17名の教員(教授8名、准教授4名、講師3名)、3名の事務職員(大谷さん・柏岡さん・磯田さん)、6名のピアサポータ(以前の補助員に相当)で運営することになりました。
2011年3月に、最後の夜間学生(フレックスコースSクラス)2名を無事見送ることができました。長い歴史を刻んできた大阪工大の夜間コースでしたが、ここにその役割を終えようとしております。現在の機械工学科の学生はすべて昼間のコースで、在学生数は1年143名、2年152名、3年171名、4年169名の合計635名です。
2009年11月には機械工学科発展コースが日本技術者認定機構 (JABEE) の審査を受けて3年間の認定を得ました。この結果、2010年春から2012年春までに発展コースを卒業する学生は技術士補の資格を得ることができ、将来技術士を受験するのに有利になります。既に2年間で184名が発展コースを卒業しました。次回の審査は2012年秋となります。卒業生の皆様からご意見ご要望を頂きカリキュラムに反映するための「社会・学生の要請検討会」はここ数年同窓会・卒業研究ポスター展示と同時に開催しております。発展コースの授業の特徴の一つとして、デザイン能力を育てる目的で3年次に開講しております「エンジニアリングプラクティスⅠ・Ⅱ」も、2010年度には「環境」をテーマにして実施され、企業で実務をされている技術者の方々に設計・製図を指導していただきました。学生たちにはこの体験が非常に好評となっており、実務者からの指導は今後も継続して行って頂く予定です。
ここ数年、大学院での教育・研究にも力を入れております。2011年4月には久しぶりに博士後期課程の学生が1名入学し、博士前期課程2年(M2) 36名、1年(M1) 38名となりました。この学生数は工学研究科他専攻と比べて多く、機械工学科で行われている研究の充実度を示しています。院生たちの英語での研究発表の機会も増え、国際的な技術者を目指して努力しております。田原教授を中心とした人工衛星プロジェクトも、打ち上げが少し遅れているようですが、2号機、3号機を目指しているとのことで、今後が楽しみです。
学生の進路指導においては、就職担当の西川教授と吉田講師に昨秋来の厳しい状況下にもかかわらず就職指導等に奮闘して頂いた結果、今春の機械工学科卒業生は昨年と同様にほぼ全員就職・進学することができました。
大学のブランド力を高めるために、従来からのオープンキャンパスに加えて工作・実験フェア、工学実感フェア等の多彩な行事を計画し外部発信を致しておりますので、同窓生の皆様にはぜひこのような機会にご来訪頂き、ご指導ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げます。
最後になりましたが同窓生の皆様のご健康と益々のご発展をご祈念申し上げます。