機械工学科同窓会 副会長 藤本 隆
この度、同窓会副会長を拝命致しました藤本隆(S48年卒)です。池田隆治先生が新会長に就任された事にともない、その後任として副会長を拝命するに至りました。また、本会事務局を担う人材が育成されるまでは副会長4名が、それぞれの役割を担って支障がないよう運営を行うという申し合わせになりました。これまで同窓会役員として各種行事や会合に参加しておりましたが、これより、同窓会を牽引していく立場の一人と、充分にやっていけるのかといささか不安でもありますが、役員各位にご指導頂き、与えられた役務を全うせねば、との思いを新たにしているところです。

卒業後、蒸気使用関連製品メーカーである(株)テイエルブイへ就職し、営業経験を経て研究開発課・生産技術課を経て、低温加熱制御システムの設計に携わりました。60歳で定年退職し、既に設立していたアルファ開発有限会社にて、高齢者対応型賃貸住宅の経営、インド・ネパール料理レストランの経営、貸店舗の賃貸管理などを主に行っています。これまでの社会経験で知り得た知見などを本同窓会活動で活かせれば幸いと考えております。

今年度の運営計画に掲げてある「組織強化」に関し、私は常翔学園校友会東播支部の役員でもあり、年に一度開催される常翔学園校友会全国支部交歓会へも東播支部のメンバーと共に参加しております。また、数年前から東播支部事務局も仰せつかっておりますので、同窓会と工大校友会や学園校友会などとも連携を強く持ちながら活動していきたいと考えております。「校友交流行事」において、夏季に実施している工作実験フェアへ単独参加する中で、細やかな改善を加えながら取り組み、良い成果を上げていきたいと思います。また、秋期に行われる学園祭やホームカミングデーに併せて同窓会総会も行われますので、より学内の様子や状況、そして同窓会活動についても同時によくわかるようになったので、同窓生などへもっと積極的に参加への呼びかけを行いたいと思います。

同窓会の皆様、一度学内に出掛けて下さい。東門すぐ右手にはものづくりセンター(モノラボ)があり、正門横の1号館奥にはモノラボアネックスがあり、人力飛行機・ソーラーカー・ロボットプロジェクトをはじめ、多くの学生が課外活動で優秀な成果を上げており、その成果物や加工技術のクオリティーの高さに驚かされます。また、ものづくりに適したひじょうに良い環境が整っており、自分たちの学生時代と比較して大変うらやましいとも感じられます。卒業生には懐かしい5号館は、ゆくゆくは壊され、新しい学舎が建設予定です。ホームカミングデーに合わせて母校を訪れ、学んだ時期からの変貌ぶりに大いに驚いて下さい。是非ともお勧めいたします。

末筆ではございますが、卒業生各位のご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、今後とも本会活動にご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。