2018年度 各プロジェクトのご報告

機械工学科 牛田 俊

大阪工業大学機械工学科卒業生の皆様、ご存知の方も多いと思いますが、本学ではものづくりセンターを拠点とした「モノラボプロジェクト」という学生の課外活動が、活発に行われております。プロジェクト活動には「人力飛行機プロジェクト」「ロボットプロジェクト」「学生フォーミュラプロジェクト」「ソーラーカープロジェクト」という4つの団体があり、発足から11年目を迎え、彼らの活躍をTVなどでご覧になった方もおられると思います。

本学では、予算面のサポートだけではなく、彼らを直接的に指導する教職員やものづくりセンターの技師を多数投入し、さらに、施設面においてもものづくりセンターの別館としての「モノラボANNEX」や第一部室センターを設置するなど、全面的に支援をして参りました。特に、全てのプロジェクトに機械工学科の教員が担当教員として関わっており、昨年、川田裕先生(工学部長・副学長としてプロジェクトの発足と推進されました)、中川邦夫先生(ソーラーカープロジェクトの担当教員)、小池勝先生(人力飛行機プロジェクトの担当教員)が退職された後も、先生方の志を引き継いで若手の先生方がプロジェクト活動の運営に加わってくださいました。現在の教員の体制をご紹介します。

・人力飛行機プロジェクト:M科 宮部 正洋 教授(2018年4月ご着任),
M科 横山 奨 講師(新任),佐々木 正司 客員教授
・ロボットプロジェクト:M科 牛田 俊 教授,S科 小林 裕之 教授,
D科 奥 宏史 准教授,E科 田熊 隆史 准教授
・学生フォーミュラプロジェクト:M科 桑原 一成 教授
・ソーラーカープロジェクト:M科 伊與田 宗慶 講師,M科 鵜飼 孝博 講師(新任)
・ものづくりセンター長:M科 井原 之敏 教授

今年度も、人力飛行機プロジェクトが読売テレビ局の第42回鳥人間コンテスト2019「滑空機部門」と「人力プロペラ機ディスタンス部門」のダブル出場が早々に決まりました。他プロジェクトの学生諸君も、夏に行われる本大会に向けて、モノラボANNEXで毎晩夜遅くまで製作活動に励んでおります。昨年度より、4つのプロジェクトが団結して運営をする「プロジェクトリーダー会議」を毎月開催するようになりました。スケジュール管理・予算管理・施設の利用や安全管理まで、様々な事案を学生達が自らの手で話し合い改善をする場として動き始めております。卒業生の皆様におかれましては、ご来学される機会がございましたらぜひ一度モノラボANNEX(1号館1階、正門入って右手の建物の1階の奥です)に気軽にお立ち寄りください。今後とも皆様の絶大なるご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。