大阪工業大学 工作実験フェア2019への参加のご報告

2019年8月10日、機械工学科の卒業生有志9名が母校の「工作・実験フェア2019」に「CDを使用したホバークラフトを作ろう」というテーマで出展協力した。今回の会場は7号館の5階のLL教室で机の配置が自由に変更できるのでとても使い易く、スタッフの移動や完成後の子供たちの試走・調整の際も余裕のあるレイアウトが確保できた。

事前予約の20名の体験予定者を90分かけて3回行う予定であったが、今回も欠席者が多く、大量に教材が余ったのは残念であった。特に3回目は、20名中2名のみの参加であり、昨年度も比較的欠席者が多かったように記憶しているので、次年度に向けて事前予約を継続するか自由参加に切り替えるかどうか検討する余地を残す結果となった。

なお、今回も古川清相談役以下、塩田康友副会長、藤本隆副会長、小松賢治氏、戸田順三氏、石井茂幹事、足立守幹事、池田ら8名の他、初参加の小谷力令幹事に協力願った。(敬称略)

一方、液体窒素を用いて「-196℃の超低温の世界」を紹介頂いた低温弁のトップメーカー貝塚市に本社がある共栄バルブ工業株式会社からは代表取締役の濱口社長を含め5名の社員の方々に参加協力頂き「花弁に液体窒素をふりかけるとどのように変化するか」などを判り易く解説、演示されたので、保護者や児童たちの興味や好奇心を大いに刺激して頂く事になった。同社では、定期的に地域の小学生を招いて同様の出前理科教室を実施されていることや、本学学生の工場見学先として、また、機械工学科主催の技術フォーラムなどにも毎回、出展協力頂いていることは周知の事実であり、今回、参加協力頂いた社員さん5名の内2名がM科卒の校友であることは、大変、心強い事と言える。

企画「-196℃の超低温の世界」の様子

企画「CDを使用したホバークラフトを作ろう」の様子