ホームカミングデー2019を振り返って
第7回目を迎えた大阪工業大学ホームカミングデー2019(以下、HCDという)が学園祭開催中の10月26日(土)無事終了した。今回も、「機械工学科同窓会」では数名がHCD実行委員を担っている関係で、「機械工学科同窓会の臨時総会」を開催し動員協力をおこなうことになった。
HCDは、母校が卒業生を歓待する催しで、平素の教育・研究活動の現状や新しくなった校舎等をお披露目し、後輩たちとの交流などをプログラムに盛り込み、年を追うごとに参加者が増加している。近い将来、全体交流会会場を再検討しなければならないという嬉しい悲鳴を上げていることをまず報告しておきたい。
当日は、4号館建替え工事に隣接する特設会場で「ウインドアンサンブル」の演奏による歓迎セレモニーから始まり、「大阪工業大学校友会」の令和元年度総会がおこなわれ、その後、モノラボアネックスを活動拠点としている課外活動団体(人力飛行機、学生フォーミュラ、ロボット、ソーラーカー)の各代表が10分の持ち時間をフルに使って日頃の活動成果を発表する「講演会」では、それぞれが工夫された立派なプレゼンテーションをおこない大きな拍手と高い評価を得た。また、後日のアンケート集計結果でも「学生の講演会は、大変好評であった」とのお褒めの言葉を多数頂いたことは実行委員の一人として大変満足している。
その後、キャンパス内自由見学の時間を利用して機械工学科卒業生のみ1041教室にて「機械工学科同窓会総会」を開催し、活動経過報告や今後の運営方針等について説明があり、最後に集合写真を撮り終え、城北研修棟の全体交流会会場に向った。なお、今回の総会参加者の中には、昭和32年卒の大先輩から平成年度卒業生十数名を含む45名の内、初参加の若手世代や女性校友が加わった事実は、誠に喜ばしい限りであり、今後も、このように若手や女性校友の参加が増える事を望んで止まない。また、例年のありきたりなHCD参加賞に代わって、今年は、建築学科学生がデザインした「母校オリジナル扇子」の参加賞も大変好評であったことを申し添えたい。
最後の全体交流懇親会は、グリークラブOBと現役コーラス部のコラボによるオープニングから始まり、工学部7学科と情報科学、知的財産の2学部の同窓生約260名が旧交を温め恩師らとの歓談が叶った。あちこちで時間を忘れ交流交歓の会場となったスペースは移動もままならないほどの盛況であった。また、お楽しみ抽選会や応援団の激励などで最高潮に盛り上がったことなど、開宴時間が非常に短く感じるほど有意義な時を過ごせた。
文責 池田