最終講義

今年度末をもって本学工学部機械工学科を定年退職される、北條勝彦教授と小山富夫教授の最終講義が、大勢の教え子たちに惜しまれながらそれぞれ行われた。

北條教授は1971年に本学教員に着任、共同センター長、情報センター長などを歴任され、2001年10月から現在まで学生部長を勤められた。3月10日び121教室で行われた最終講義では、研究室の学生・卒業生らが大勢詰め掛けるなか、北條教授は「36年のあゆみ」をテーマに、恩師との出会いから旺盛な研究活動、学生指導に傾注した数々の思い出について語られた。

小山教授は、65年から42年の長きにわたり学生の教育に力を注がれ、その間機械実習工場長などを勤められた。3月3日に121教室で行われた最終講義には、恩師の名調子を聞きに大勢の教え子たちが集まった。小山教授は「歯付ベルトと歩んだ30年」について、研究のきっかけや研究・開発に携わった日々を懐かしさを込めて話された。

両講義とも終了後、惜しみない拍手とたくさんの花束が送られ、北條教授と小山教授の長年の功績に感謝するとともに新たな門出を祝った。

▲教え子から花束を贈呈される北條教授

▲感謝の気持ちを述べられる小山教授